日本100名山 トムラウシ山
トムラウシ山は、大雪山国立公園のほぼ中央、表大雪と十勝連峰の中間に位置する。このあたりは遠隔地であることや裾合いに広がる複雑な地形、さらにそれらを鮮やかに彩る高山植物やの自然美の妙から「大雪の奥座敷」などと呼ばれもする。しかし昨今、人気が高まっているエリアでもある。トムラウシ山は遠望すると王冠のような形に見えてどっしりと美しい山だが、山頂は火口底を挟んだ双耳峰で、前衛峰などもあるため複雑な地形である。この山の人気の一つには北側に日本庭園、ロックガーデン、南麓にトムラウシ公園、東方に続く五色ヶ原の大草原、西の裾合いに流れる銀杏ヶ原など、東西南北どこを取っても他の山域に引けをとらない大自然の極致が織りなして集中していることもあるだろう。巨岩、奇岩が立ち並び、その隙間を埋め尽くす色とりどりの可憐な高山植物、太陽の位置により様々な光を反射する大小の湖沼群などの景観が広がり、カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)というアイヌ語の表現も納得ができる有様である。
トムラウシ:雪渓を持ったトムラウシ! 手前には、奇岩のトムラウシ公園 8:47

2008年6月25日
 大雪山国立公園の中心部に、ずしりとそびえる トムラウシに登ってきました。
 双耳峰を2列並べた形なので、見る方向により、双耳峰・3峰・ぎざぎざの
岩峰と、姿を変えます。今回は、きれいな双耳峰を見ながらの山行となりました。
 日本100名山。 北海道100名山。 2141m


 登山口から、アカエゾマツ・ダケカンバの樹林な中、ササの中の道を登っていきます。 ササ道の両縁に、ゴゼンタチバナ・マイズルソウなどの花が次々に咲いているので、飽きることがありません。 明るくなると、新緑が青空に映え、雪渓・岩場と変化に富む道を、前トム平へと進みました。
ここ登山口。 林間と、ササ根のコースと
言われている 3:53
《高山の花 マイズルソウ》 (道縁で) 4:15
大きなササの間を、熊になった気分で歩く 4:29 樹木の新緑が、青空に映えて、清々しい 5:18
ウラジロナナカマドの新緑が、青空に映える
(新道にて) 5:29
新道のササ道から、十勝連峰が・・・5:42
手前のでっかい丘の向こうにそびえる、トムラウシ
 (新道にて) 6:25
コマドリ沢分岐から、沢に沿って進む 6:56
コマドリ沢の雪渓を登る。 楽しい・・ 7:38
コマドリ沢のほぼ源頭部から、歩いてきた道を
振り返る 7:41
コマドリ沢源頭の岩礫帯で、一休み 7:45
ハイマツの中、岩礫道を登る
(道縁には高山植物が一杯) 7:51
前トム平手前のハイマツ帯を歩く
(正面がトムラウシ) 8:09
前トム平。 前トムラウシ山が、山の形で 8:20 前トム平。 トムラウシが、目の前に。 感動! 
8:21


 前トム平にドンと現れたトムラウシを、正面に見ながらハイマツ帯の岩道を、高山植物を楽しみながら歩きます。 一旦、岩場を下りると、そこは、奇岩や雪渓の眺めがすばらしい “トムラウシ公園”と呼ばれる場所に!高山植物を楽しみ、奇岩・怪石を楽しみ、左に十勝連峰、右に石狩連峰の景色を楽しみながら登り詰めると、そこはトムラウシ山頂で・し・た!
前トム平の岩場で、一休み。 トムラウシが大きく現れる 8:22
前トム平を過ぎ、岩礫群を横切って登る。8:32 広々とした台地。 
目指すトムラウシが目の前で興奮 8:37
おぉ〜、あれがトムラウシだ 
(トムラウシ公園前) 8:39
奇岩と雪渓と高山植物と青空! 
トムラウシ公園と呼ばれている 8:48
トムラウシ公園を過ぎ、奇岩の間を巻きながら登っていく 9:13
《高山の花 エゾノハクサンイチゲ》
(トムラウシ公園) 8:54
トムラウシの山腹を回り込むようにして、進む 
9:41
ロープで保護された、登山道を進む 9:52 オプタテシケ山縦走コース分岐 9:53
岩を登り、いよいよ山頂へ向う 9:57 おぉ〜、高度上がり、十勝連峰の山々を俯瞰・・
(中央・茶色が十勝岳)10:00
正面が山頂!となると、トムラウシ公園から
見えていたのは、右の峰 10:10
山頂めざして、最後の急登にとりかかる 10:19



 トムラウシは、大雪山国立公園にあって、“奥座敷”と言われる。
 表大雪と十勝連峰との接点。
 山頂に立って、360°の大パノラマを、じっくりと味わいました。
 これも、快晴だったお陰です。 晴天大明神さま・・パンパン!
トムラウシ:山頂より、西方の十勝連峰を一望! 10:31
トムラウシ:山頂から・・。あれが“旭岳・・” 10:46
山頂から、東方の雲海に浮かぶ
『雄阿寒岳&雌阿寒岳』 10:48
山頂にて、記念撮影 (石川・田中・松尾) 10:51
山頂より、沼の原方面を遠望する(右・雲海に雌阿寒岳) 10:48
これが、トムラウシ山頂・一等三角点!10:52 360°の展望を楽しんだので、下山出発 10:56

 
トムラウシの西南には、それぞれが特色ある形をした十勝連峰。その中心には、活火山で、茶色の山肌の姿の十勝岳。最初にササ道から見えた感動は、高度が上がるにつれて見える全容の感動へと続いていきました!
新道のササの向こうに、十勝連峰がくっきり 5:52
前トム手前、横を向けば、十勝連峰を遠望 8:19
横を見ると、十勝連峰の全容がくっきり
(トムラウシ公園過ぎ) 9:26
高度が上がり、十勝連峰の山々を俯瞰・・
(中央・茶色が十勝岳) 9:57
山頂から、西南方面。 
十勝連峰の山々を俯瞰する 10:32



 樹林の道縁・・岩場の下・・岩道の道縁・・雪渓の横
 そして、最後の急登の際にも・・・
 高山植物に、いっぱい出会えました。
 その内のいくつかを、見て下さい。
トムラウシ:《高山の花 ミツバオウレン》 5:25 《高山の花 エゾイヌナズナ》 
(コマドリ沢源頭の岩礫帯にて) 7:50
トムラウシ:《高山の花 クロマメノキ》
(前トム手前の登り道縁) 8:00
トムラウシ:《高山の花 イワウメ》
(前トム手前の登り道縁) 8:02
トムラウシ:《高山の花 チシマキンレイカ》
(前トム手前の登り道縁) 8:11
トムラウシ:《高山の花 ヒメイチゲ》
(前トム手前の登り道縁) 8:18
トムラウシ:《高山の花 エゾノツガザクラ》
(トムラウシ公園過ぎ、ハイマツ林の道縁) 9:06
トムラウシ:《高山の花 キバナシャクナゲ》
(南沼分岐手前) 9:46
トムラウシ:《高山の花 エゾノハクサンイチゲ》
(トムラウシ公園) 12:11
トムラウシ:《高山の花 コメバツガザクラ》
(山頂からの下り、岩場) 11:17
トムラウシ:《高山の花 ミヤマキンバイ》
(下山中、トムラウシ公園への途中) 11:37
トムラウシ:《高山の花 エゾコザクラ》
(下山中、トムラウシ公園) 11:43


 @美瑛・四季彩の丘から遠望したトムラウシ
 A国民宿舎・東大雪荘
 B国民宿舎・東大雪荘・・お風呂場入口のエゾシカ剥製
 C国民宿舎・東大雪荘・・立派なお風呂。これは、露天風呂
 D十勝ダム(バス車中から)
十勝岳:一番奥に、昨日登った、トムラウシ山が
見える! (四季彩の丘より) 13:48
トムラウシ:宿舎の東大雪荘に、到着 17:01
トムラウシ:トムラウシ温泉・東大雪荘・・・
お風呂 18:19
 トムラウシ:立派な、露天風呂・・・
トムラウシ温泉・東大雪荘・・・18:24







トムラウシ:十勝ダム (帰りのバスから) 9:42