日本100名山 笠ガ岳
双六岳方面の縦走路からはずれた位置にあり、北アルプスの山塊から離れてそびえる。県境上にある山を除いて、岐阜県で一番高い。槍ヶ岳とともに、播隆上人ゆかりの山として知られ、槍・穂高連峰と蒲田川をはさんでその西にそびえる山名は山容が笠の形に似ていることに由来する。なだらかな山容が人の肩の様に見えることから、古くは肩ガ岳、迦多賀岳とも呼ばれた。頂上部は岩が散乱し、背の高いケルンが林立する。
2010年9月1日から2日にかけて、北アルプス・笠ガ岳に登りました。
 2003年に登ったときは、笠新道の往復で、しかも天気が悪かった。
 今回は三俣山荘から双六小屋経由、弓折岳・秩父平の稜線コース。
 登り下りの連続だが、今年は高温だったせいか、この季節では珍しく
 高山のお花を愛でながらの尾根道歩き。
 湧き出ていた雲も、近づくにつれ消え、ちょうど山頂では快晴!
振り向いて、抜戸岩、そしてその向こうに、笠ガ岳を仰ぐ (抜戸岩を過ぎた尾根道から) 6:40

前日は黒部五郎岳。その途中、北ノ俣岳からみる笠ガ岳は、槍のよう。 双六小屋からみる笠ガ岳は、槍の上部をカットしたような、まさしく《笠》。 焼岳から見ても、槍ヶ岳山頂から見ても、どこから見ても、この山は、まさに《笠》。
左・雲がかかっている黒部五郎岳。正面・きりりとくっきり笠ガ岳。(北ノ俣岳・山頂から) 7:29 双六池のかなたに、笠ガ岳がくっきり! 8:25
だんだんと雲が取れ、笠ガ岳・山頂がくっきり。
もうすぐだ! 14:01
“笠ガ岳山荘”から、笠ガ岳・山頂を見上げる! 14:42
朝陽に輝く!!笠ガ岳山頂。 (笠ガ岳山荘から) 5:40


  鷲羽岳のふもと、三俣山荘から双六小屋に向かって出発。 青空の下を、槍ガ岳を見ながら進む。 巻道はじめ、道縁には・・・お花!!
さぁ、三俣山荘から、笠ガ岳めざして、出発! 
5:54
朝日に輝く 《高山の花 コイワカガミ》
(三俣蓮華岳方面への道縁) 6:16
三俣蓮華岳方面への登り途中。 
槍ヶ岳を遠望する。 6:21
三俣峠。 右は、三俣蓮華岳だが、
左の双六小屋への巻道へ進む。 6:29
三俣峠を過ぎ、巻道を進む。 6:33
秋の風情・チングルマの輝く向こうには、槍ヶ岳。 
双六小屋への巻道を進んでいく。 7:12
《高山の花 ハクサンフウロ》 (巻道の道縁) 7:15 《高山の花 ヤマガラシ》 (巻道の道縁) 7:16
《高山の花 オンタデ》 (巻道の道縁) 7:17 《高山の花 ミヤマダイコンソウ》 
(巻道の道縁) 7:22
巻道からふりかえると・・くっきりと、
鷲羽岳・ワリモ岳・水晶岳(右から) 7:30
あれが・・双六小屋・双六岳への分岐。 7:49
おぉ〜、あれが双六小屋だぁ 7:52 双六小屋。 ここで、コーヒーを飲む。
 おいし〜い 8:02

双六小屋で、おいしいコーヒーで一休みの後、さぁ出発!弓折岳を経由して、大ノマ岳方面への稜線を進む。 尾根道の道縁には、次々と・・・お花。振り返れば、小さく見える
双六小屋のうしろに、鷲羽岳が大きくくっきり! 左方には、西鎌尾根が、槍ガ岳に続く。
時間が経つうちに、向かう笠ガ岳方面にも雲が湧いてきた。 大ノマ乗越で、昼食休憩。
双六小屋を過ぎ、双六池の向こうに、目指す笠が岳を遠望する 8:25
双六小屋を出発。
双六池のかなたに、抜戸岳・笠ガ岳。 8:23
弓折岳への登り途中。振り返ると、双六小屋。
その向こうに鷲羽岳がくっきり。 8:40
《高山の花 ミヤマトリカブト》 
(弓折岳への稜線道縁) 8:46
《高山の花 ヨツバシオガマ》 
(弓折岳への稜線道縁) 8:49
横を向けば、槍ガ岳がそびえる。
それに向かって西鎌尾根。 8:57
《高山の花 イワギキョウ》 
(弓折岳への稜線道縁) 8:57
《高山の花 タカネヤハズハハコ》 
(弓折岳への稜線道縁) 9:04
弓折岳への稜線を行く。 
前方の山々に雲が覆ってきた。 9:08
弓折岳への稜線から、目の前に、槍ヶ岳を望む 
9:13
弓折岳分岐 9:23
弓折岳分岐から下を見ると・・鏡平山荘 9:25 ここが、弓折岳・山頂(2588m) 9:36
尾根道の登りが続く。 (弓折岳過ぎ) 9:38 ダテカンバの樹のある回り道を、ぐるりと進む。
(大ノマ乗越手前) 9:45
大ノマ乗越への下り。
目の前に、大ノマ岳(2622m)が迫る。 9:48
大ノマ乗越にて昼食休憩。 9:53


大ノマ乗越から大ノマ岳を登り、なだらかな下り・・そして、秩父平に。 秩父平は、雪渓が溶けたあとの高原なので、お花(高山植物)が多く残っている。なんと!夏のはじめに咲くアオノツガザクラも! 秩父平から峠までガレた登り。秩父岩に沿った急坂を登ると、ハイマツ
の稜線となる。北側ハイマツ、南側切り立った崖の稜線を、南西にどんどん進んでいく。あっ、雷鳥親子6羽が、元気に花を食べている。 抜戸岩を過ぎてから、だんだん雲が消え、笠ガ岳が現れた! “山荘スグソコ”の文字が書かれた岩。そこからは、疲れも忘れ一登り!
大ノマ乗越から、大ノマ岳目指しての登りにかかる。 9:54 稜線を進む。 道端には、ところどころに、お花が!
楽しい 10:29
おぉ、きれいな 《高山の花 ハクサンイチゲ》 
(大ノマ岳付近の稜線) 10:53
稜線の周りに、コガネギク・ハクサンボウフウなどが・・ (大ノマ岳付近の稜線) 10:53
おぉ、まだ咲いている! 《高山の花 マツムシソウ》 (大ノマ岳から秩父平への稜線) 11:09 秩父平にて。 
岩に書かれた矢印の方向へ歩いていく。 11:31
秩父平という、元・雪渓跡の草原を行く。
前方に大きな岩山(秩父岩)が見えてきた。 11:41
なんと、この時期に 《高山の花 アオノツガザクラ》。さすがに、元・雪渓跡だ!(秩父平) 11:42
ガレた登山道を登っていく。 11:54 ガレ場を登りきり、稜線の分岐に到着。 11:58
稜線を進む。 右は、ハイマツ。左は、ガレ場。
 12:45
ハイマツの稜線道を、笠ガ岳へと向かう。 12:54
夢中で高山植物を食べている、雷鳥親子。 
13:12
これが、『抜戸岩』! 13:39
ハイマツの中、稜線を進む。 前方には、流れる雲。 13:49 だんだんと雲が取れ、笠ガ岳・山頂がくっきり。
もうすぐだ! 14:01
おぉ〜。 雲が切れて、笠ガ岳が見えてきた! 13:50
『山荘スグソコ』・・この言葉に、力づけられるのだ。
 14:24
山荘への岩石を登っていく。 
下をふりかえる。 14:27
おぉ! “笠ガ岳山荘”だぁ。 14:33 “笠ガ岳山荘”から、笠ガ岳・山頂を見上げる! 
14:42

笠ガ岳山荘に到着してから、ますます快晴になっていく。 この機会をのがさずと、山荘を飛び出して、山頂へと登っていく。 山頂では・・・歩いてきた尾根道が、鷲羽岳まで続いている!向かいの穂高の山々も眺めながら、ゆったりと満足感に浸ったのだ。
笠ガ岳・山頂から、山荘へ続く歩いてきた尾根道を見おろす。 よくも歩いてきたものだ! 15:18
まずは、山頂を目指して登っていく。 14:42 横からみた“笠ガ岳山荘”。 14:43
笠ガ岳・山頂を目指して登っていく。 
ますます快晴になってきた! 14:44
あと、一登りで・・・笠ガ岳・山頂! 14:52
仏像を祀った祠を見ながら、“笠ガ岳頂上”
の標識にしたがって、そちらに行く。 14:54
ここが・・・笠ガ岳・山頂の三角点。 14:55
記念撮影・・笠ガ岳・山頂
(背景は、穂高連峰) 14:57
雲がはずれ、穂高連峰の奥穂高岳・ジャンダルムも
くっきり。 (笠ガ岳・山頂にて) 15:11
笠ガ岳・山頂から、眼下の播隆平・緑ノ笠・円空池を
見下ろす 15:13
笠ガ岳・山頂に・・仏像を祀っている祠。 15:15
笠ガ岳・山頂から下山途中、
“笠ガ岳山荘”と“小笠”を見下ろす 15:18
“笠ガ岳山荘”の入口展望台 15:34

2日は、杓子平から笠新道の急坂を下って帰るコースだ。 早朝、山荘から槍・穂高の日の出大パノラマを見る。 下山出発後も快晴で、稜線を歩く足は軽い。数歩歩いては、振り向いて
笠ガ岳の雄姿を見ては満足し、焼岳・乗鞍岳・木曽御嶽山が雲海に浮かぶ様子を見ては満足する。抜戸岳の山頂近くの分岐から杓子平に下りる。 ここでまた、悠々として根張りの広い笠ガ岳を見納めだ。 杓子平からは、槍・穂高を目の前にしての急坂を降りていく。 登ってくる数人と出会う。登りもキツイ。やっとの思いでたどり着いた登山口。登山口での水のおいしかったこと!
槍ヶ岳・・・穂高連峰と続く、大パノラマの山々の朝 (笠ガ岳山荘から)。 4:59
いよいよ下山開始。 
朝陽に輝く笠ガ岳・山頂と山荘よ、さらば。 6:03
笠ガ岳山荘よ・・・『サヨナラ』。 ありがとう。 6:11
下山の尾根道から、北方の薬師岳方面を遠望 
(左から、北ノ俣岳・黒部五郎岳・薬師岳・・・) 6:13
振り向けば・・笠ガ岳山頂・笠ガ岳山荘がくっきり!
すばらしい! 6:15
ふりむけば・・・緑ノ笠の向こうに、焼岳・乗鞍岳・木曽御嶽山が、雲海に浮かぶ。 6:23 抜戸岳へ向かって、稜線が続く。 
朝陽に照らされて明るい。 6:48
ふりかえると、第4尾根の向こうに、相変わらず
笠ガ岳が、くっきりと聳えている。 6:53
抜戸岳の手前で、振り返る。曲がりくねった稜線の
向こうに、笠ガ岳がくっきり。 7:17
抜戸岳から、杓子平に向かって笠新道を下りる。 右手には、あの笠ガ岳。 7:25
抜戸岳山頂すぐ下付近。ここから杓子平へ
向かって下りていく。 7:25
杓子平付近。 聳えた笠ガ岳を、見上げる。
8:27
杓子平から南側に、笠新道を下り始める。
なうての急勾配だ。 8:34
笠新道を下る。 
明るい斜面だが、岩がごろごろしてきた。 8:42
杓子平から下り始めて約1時間。
まだまだ下山は続く。 9:35
『・・槍穂高が一望できます』の
看板あったので、一休み。 9:40
樹林帯を抜け、山腹を巻いて、下っていく。 10:03 やっと、笠新道・登山口に到着! 
もう脚がふらふら。 11:23


2003年9月19日夜〜21日、北アルプス・笠ヶ岳に行って来ました。
笠ヶ岳は、文字通り笠の格好をした(どこから見て
も笠の格好、どこからも“あっカサだ”と
わかる)名山
ですが、カサガタケという名は多いので、『北アの・・』と注釈を入れるのです。 
台風の関係であいにくでしたが、無風、向かいの
槍穂高連峰もくっきりと、上出来でした。
日本3大急登といわれる(あとの2つは知りません)1800mの高度差でしたが、がんばれました。今、脚がパンパンで、なるほど・・と、納得です。
2005年9月24日 穂高:穂高岳山荘からみた笠ヶ岳 7:41
杓子平から見た笠ヶ岳
稜線歩き。 かすかに目標の笠ヶ岳