日本100名山・関西100名山
2010年6月7日  天気を見て、大峰山脈の主峰、八経ガ岳(はっきょうがたけ)
 に登りました。近畿地方の最高峰である。役行者が、法華経八巻を埋めたという
 修験道の霊地であることから発した山名といわれ、鉢経ガ岳・八剣山とも
 言われる。すぐ北側には、天河弁財天・奥宮がある弥山が、どっしりとした山容
 。弥山から八経ガ岳にかけては、トウヒ・シラベの針葉樹林に覆われ、大峰
 山脈のありのままの原生自然を見ることができる。

 日本100名山。  関西100名山。 1914.9m
弥山から八経ガ岳に向かう途中、雲が消え、八経ガ岳がくっきり! 12:19

 みたらい渓谷・川迫川渓谷の清流に沿って車を走らせる。1車線だが・・国道である。行者還トンネルの手前側(西口)に、弥山登山口。 新緑の中、尾根道を登っていく。ブナ・ヒメシャラの林を進むが、やがて勾配がきつくなってくる。 あえぎながらも、所々に咲く、ヤマツツジのだいだい色・シャクナゲのピンク色が美しい!小笹が増えて、尾根上方になると・・・あのシロヤシオ(ゴヨウツツジ)の白い花が・・・・清楚である!!
巨岩がごろごろ流れている、川迫川渓谷。 
この渓谷に沿って、国道309号線が走る 8:20
ここから右折。 行者還林道に入る 8:23
行者還トンネル西口・弥山登山口 9:02 右の沢に沿った新緑の道を進んでいく 9:06
この吊橋を渡って、尾根の登りに 9:09 木の根っこが覆う尾根道を登っていく 9:13
《樹の花 ヤマツツジ》 
登りの尾根道にて 9:13
新緑の林に、すべすべしたヒメシャラの木が目立つ
 9:24
新緑と、ピンクのシャクナゲ 
尾根道を登っていく 9:57
《樹の花 シャクナゲ》
 あでやかな、ピンクの花 9:58
《樹の花 シロヤシオ》 会えましたね〜 
いつ見ても、清楚で美しい〜、シロヤシオの花 10:00
沿道は、シロヤシオの白い花と、新緑に飾られている
 10:03
道の縁に、こんな小さな木に、立派なシロヤシオの
花が咲いて! 10:05
大峯・奥駈道 (おくがけ)出合に到着 10:08


大峯奥駈道(おおみね・おくがけ)分岐からは、穏やかな起伏の稜線歩きだ。分岐付近は、シロヤシオの白い花が、沿道を飾る。 そこを過ぎると・・・オオイタヤメイゲツをはじめとした、《カエデ》の世界! 新緑が美しい!きっと秋には紅葉の芸術を演出してくれることだろう。これが、奥駈道(おくがけ)だぁ。 なぜか楽しい気分になり進んでいくと、弁天ノ森(1600m)。そこから、一旦下り、徐々に登っていくと、聖宝ノ宿跡(しょうぼうのしゅくあと)。大峰中興の祖と言われる聖宝理源大師の等身大の坐像が出迎え。
奥駈道(おくがけ)出合から、弥山に向かう。
シロヤシオの花が沿道を飾る 10:11
奥駈道(おくがけ)を、弥山に向かって、
穏やかな起伏を進んでいく。 10:13
奥駈道の尾根、弁天の森手前から、弥山・八経ガ岳を遠望 10:19
ツゲ・カエデの樹木の下、奥駈道を弥山へと向かう 
10:21
新緑に覆われた奥駈道を弥山へと進む 10:23
ここが、《弁天の森》(標高1600m) 10:32 《高山の花 ミヤマバイケイソウ》 10:35
奥駈道を歩く。“弁天の森”を過ぎ、新緑のカエデ世界 10:45
奥駈道・・・岩で整備された道を進む 10:51 《聖宝理源大師》の坐像に到着。 
聖宝ノ宿跡 10:56


聖宝ノ宿跡を過ぎると、いよいよ登り・・・・ジグザグの急坂、延々と続く(ように思われる)木の階段。あえぎながらも、ムシカリ(オオカメノキ)の白い花に癒され展望の良い場所では、大峰の山々を見て楽しむ。上方には、針葉樹のトウヒ・シラベが見える。あの八ヶ岳で見た、【縞枯れ】現象になっている。 おぉ、やっと、弥山小屋!
聖宝ノ宿跡を出発。ここから急登になる 11:03 聖宝ノ宿跡を過ぎ、ジグザグの登り。
カエデの新緑が美しい! 11:08
木の根っこ、石で築かれた石道を登っていく 11:19 右手(北方)に見える大峯の山々。 11:20
聖宝八丁と呼ばれる急登。 
木段にとりつく 11:26
樹木の間から、上方に、縞枯状になった
シラベ林が見える 11:29
《樹の花 ムシカリ》 
(聖宝八丁と呼ばれる登り途中) 11:30
木の階段を登ると、ジグザグになった急坂 11:35
奥駈道で、展望の開けた場所から、大峰の山々を見渡す 11:37
鎖つきの鉄はしごを登る 11:48 縞枯れのシラベ林・・丸太の階段を登っていく 11:49
弥山小屋に到〜着 11:52 弥山小屋 11:55


弥山小屋前の鳥居から、枯れたシラベの間を登っていくと、弥山(みせん)山頂。 ここには、坪ノ内天河弁財天の奥宮が祀られている。一旦小屋前に戻り八経ガ岳へ向かう。鞍部に向かって下っていく。途中に展望開けた場所あり。 弥山からは、雲に隠れて少ししか見えなかった八経ガ岳が、雲が取れ、目の前にくっきり!夢中で写真を撮る。 鞍部は、かの有名な『オオヤマレンゲ』の自生地。 シカの食害から保護されている。時期的に少し早く、花は見れず。つぼみ。そこから一登りで、八経ガ岳・山頂。
大峯・弥山の看板 (弥山小屋前にて) 12:07 弥山山頂への鳥居。
(狼平・栃尾辻方面への石碑がある) 12:08
弥山小屋から、弥山山頂の弥山神社を目指す 12:09
弥山山頂・弥山神社(坪ノ内天河弁財天の奥宮) 12:11
枯れたシラベのむこうに、雲に覆われた
八経ガ岳が見える 12:13
弥山小屋から、八剣山・前鬼と彫られた方の
道を進む 12:17
弥山から八経ガ岳・鞍部への下り 12:21 八経ガ岳・鞍部への下り。
八経ガ岳を仰ぎ見る 12:23
八経ガ岳・鞍部・・・
ここは、オオヤマレンゲ保全地区 12:27
《高山の花 サンカヨウ》
(八経ガ岳・鞍部にて) 12:27
《高山の花 マイズルソウ》 
(八経ガ岳・鞍部にて) 12:34
八経ガ岳・山頂手前の絶壁 12:39


山頂には、小祠。八大童子・不動明王が祀られている。あいにくと曇り空だったが、広大な眺望・波打つ大峰奥駈道の山々の雰囲気は充分に満喫! 目の前の弥山から、隣の明星ガ岳にかけてのトウヒ・シラベの針葉樹林。 濃い緑と、縞枯れ状に枯れた木が、自然のすごさを感じさせる。
八経ガ岳・山頂風景 12:46 
記念撮影 八経ガ岳・山頂にて 12:44 八経ガ岳・山頂の二等三角点 12:45
八経ガ岳・山頂から、西南の明星ケ岳を遠望 12:47
八経ガ岳・山頂から、北東の弥山を遠望 12:51


これからは、もと来た道をたどって下山。鞍部付近には、オオヤマレンゲの蕾らしきものを発見。今月末ごろからは咲き出すのだろう。あの苦しかった木段を下り、カエデ新緑の中・・・シロヤシオの白い花の下・・・奥駈道を歩く。 急尾根のシャクナゲ・ピンクの花を愛でながら登山口へ。
八経ガ岳・山頂から、もと来た道を下る。
(縞枯れシラベの林) 12:57
開花前のオオヤマレンゲ (保全地区にて) 12:58
ムシカリの白い花が、きれい 
(八経ガ岳・鞍部) 13:03
《山の花 エンレイソウ》
(八経ガ岳・鞍部) 13:05
八経ガ岳・鞍部から、弥山への登り道 13:13 八経ガ岳を振り返って仰ぐ。
(八経ガ岳・鞍部から、弥山への登り) 13:13
弥山小屋に到着。 
“行者還岳林道”の表示 13:25
弥山小屋から、もと来た道・急坂を下山する 
13:26
枯れたシラベの下には、すでに若木が・・ 13:26 新緑の中、どんどんとジグザグ急坂を下る 13:33
弥山からの“聖宝八丁”急坂を降り、穏やかな起伏が続く大峰奥駈道を進む 14:08
奥駈道出合から、登山口への登ってきた尾根道を、
下っていく 15:02
下りの尾根道。 ヒメシャラの林 15:31
下りの尾根道も最終。 つり橋に到〜着 15:45 行者還トンネル西口・登山口に到着! 15:52





標高1915m
2003年4月28日
 大峰山・山上ケ岳に、5月連休を利用して登りました。
大峰山は“女人禁制”なのに、100名山?→山上ケ岳を回避して
“八経ケ岳”に行くのが普通なのです。
 大峰山は、信仰の山・修行の山と言われていますが、そこら中
《修行!》という雰囲気が漂い、楽しく歩けました。
“女人禁制”が解かれるのも、間近でしょうね。
歩いた感じでは、ハイキングにぴったりで、“いまどきの女人”では
もの足りない位でしょう。(?)
 山開きの1週間前でしたが、休憩所も、開設準備にあわただしく
非常に楽しい雰囲気の大峰山でした。
紀伊半島の中央を南北にのびる褶曲山地を指す。山上ヶ岳を中心として連なる山々の最高峰である八経ヶ岳(仏経ヶ岳、八剣山とも呼ばれる)は近畿の最高峰でもある。またそれに次ぐ標高の釈迦ヶ岳、山上ヶ岳など高峰が連なり、近畿地方の尾根ともいわれる。絶景と原生林に覆われた山容はいかにも神秘的。大峰山山域は古来から修験道の道場であり、近年まで女人禁制で吉野から先に女性は入れなかった。山頂からは真正面に北山川の深谷を挟んで大台ヶ原山、南北に熊野3600峰が波打つように眺望できる。
大峰山:山上ヶ岳山頂から、稲村ヶ岳を望む 大峰山:山頂の大峰山寺
大峰山:日本岩にて
大峰山:女人結界門 大峰山:わらじ履替え所の碑