日本100名山 八幡平
2011年9月28日 岩手県と秋田県の県境に広がる高原、八幡平(はちまんたい)
 を歩きました。前回は、2001年7月だったので、10年になる。
 前回は、山頂近くに駐車場があるので、観光地と思っていた。が、ここは
 『逍遥型山岳高原である』というガイドブックを読み、今回は、草紅葉の湿原
 だけではなく、源太森(げんたもり)・黒谷地(くろやち)まで、オオシラビソ
 (アオモリトドマツ)の樹林を往復した。湿原・樹林そして遠方の山々を眺め
 ・・・自然の情緒をゆっくりと味わった。たった1日だけしか浸れなかったが
 周りには温泉も多く、色々な計画を立てることが出来る。

 日本100名山。 1613m
八幡平の風景を代表する八幡沼と、くさ紅葉の草原、アオモリトドマツの樹林 10:12

まず、駐車場に到着。さっそく、展望台から、昨日登った秋田駒ケ岳、一昨日登った岩手山を眺め、感動する。鳥海山もくっきりと見える!(私の写真では写らない)車道をくぐって、石段・石畳の道を登っていく。おぉ、あの八幡沼だ。八幡平の風景を代表する沼に再会。横のガマ沼を眺めると、岩手山がその景色の中に入ってくる。すこし歩いて・・八幡平頂上。やぐらの展望台がある!
八幡平・見返峠駐車場・展望台から、青空の八幡平山並みを眺める。 9:40
おぉ、昨日の秋田駒ケ岳だ! (八幡平・見返峠駐車場の展望台から) 9:40
八幡平:地図 雲海に浮かぶ岩手山。 あの“鬼ケ城尾根”に雲。
 (八幡平・見返峠駐車場の展望台から) 9:40
道路の下をくぐっていく・・登山道 9:53 道路をくぐって渡ると、“八幡平頂上”の
矢印がある、石畳の道。 9:53
横を見れば・・岩あり、ササが輝き、
まさしく高山の頂上。 9:54
鏡沼分岐。石段を登っていく。木の上に標識。
 ここまで雪が来るのだ。 9:58
石畳の先に、きれいな建物。 トイレ 10:03 八幡平自然探勝路案内図 10:05
《高山の花 コガネギク
(ミヤマアキノキリンソウ)》 10:05
八幡平の風景を代表する八幡沼と、
畔に建つ陵雲荘。  10:13
このガマ沼には、3つの火口が沈んでいる。
遠方に、くっきりと岩手山。 10:15
《高山の花 オヤマリンドウ》 
(山頂に向かう道傍の湿原に) 10:17
八幡平・頂上。 1613m 10:20 八幡平・頂上の展望台から、岩手山を
遠望。横の早池峰は、見えない。 10:21
目の前のオオシラビソ(アオモリトドマツ)に、
球果が一杯。 (八幡平・頂上の展望台にて) 10:23
岩木山は見えるも、(このカメラでは)
写真は撮れない。 10:23



頂上展望台を後にして、もとの道を戻り、ガマ沼分岐へ。八幡沼をもう一度ゆっくり眺め、沼に沿って下りていくと、あの陵雲荘。ベランダから、八幡沼を真近に味わう。それからは、大湿原の中、木道を歩く。少し歩いて、またもや八幡沼に寄り道。沼には冬鳥が数羽泳いでいる。湿原に戻り、草もみじに映える池塘群を見ながら、ゆったりとした自然を味わう。 湿原を突き当たると木道も1本になり、ササ原を経て樹林帯に。標識を左折して少し登れば・・源太森だ。
ガマ沼分岐から、源太森方向へ進む 10:29
八幡沼に沿って、陵雲荘方面に向かう。 10:30 八幡沼に沿って、陵雲荘&湿原に向かう。 
この沼には、数個の火口が沈んでいる。 10:32
陵雲荘 10:34 陵雲荘のベランダから、八幡沼を見る。 
遠方に岩手山。 10:34
《高山の花 ヤマハハコ》
(陵雲荘付近にて) 10:35
草もみじの湿原。木道を歩いていく。遠方は、
オオシラビソ(アオモトトドマツ)の原始林。 10:36
湿原の木道を右に折れ、
八幡沼へ、ちょっと横道。 10:41
八幡沼の湖面。 ガマ沼方面を見る。
この中に、数個の火口が沈んでいる。 10:42
八幡平の大湿原。 草もみじが美しい! 10:44
草もみじの中の池塘。 (八幡平の湿原にて) 10:49
木道から右を見ると・・八幡沼の奥端。 
ハイマツとアオモリトドマツが生えている。 10:51
木道分岐。 
左折して、源太森・黒谷地方面へ。 10:53
木道の傍に、枯れた“チングルマ” 10:53 ササ原の中、木道は1本になってきた。 10:57
ここで木道は終わり。 
ここからは、樹林帯に入る。 11:00
源太森は、左。 11:03

八幡沼展望台から眺めて、沼の先端にもっこり盛り上がって見えていた・・・それが源太森。周りのアオモリトドマツの樹林を持ち上げたようだ。 眼下には、だだっぴろい八幡沼火口湖の景観が広がる。ここは、冬季には白一面の雪原に見事な樹氷のモンスターが立ち並ぶ一大樹氷原となるという。
少し登ると、岩が出てくる。 
この上が、源太森・頂上。 11:04
源太森・頂上。 安比高原方面を眺める。 11:07
源太森・山頂から、湿原や北方樹林などの自然を見渡す。 11:07
源太森・山頂風景。 11:08
源太森・頂上風景 11:09

源太森・頂上標識 11:09
源太森のピークを下り、もとの樹林帯の道に戻る。ときどき木道がなくなり地道になる。急な石段の下り。地形からすると、この地方特有の地すべりが起きた場所なのだろうか。安比歩道に分岐を過ぎて歩いていくと、本日の目的地、黒谷地(くろやち)に到着。
源太森から、元の登山道に下り、黒谷地へと
歩を進める。 また木道。 11:10
木と石で作られた歩道を下っていく。 
道横に、《高山の花 ヤマハハコ》。 11:16
どんどんと、石段を下っていく。この辺りは、
山の斜面で・・お花畑のようだ。 11:19
分岐。 左は、安比歩道。 
右の黒谷地へ進む。 11:22
《高山の花 オヤマリンドウ》
(天気が良いので、花が少し開き加減) 11:25
両側はササ。黄葉した樹木もある。
黒谷地目指して、ゆったりと進んでいく。 11:27
《樹の実 シラタマノキ》 11:39 湿原がある、黒谷地に到〜着。 11:45

黒谷地は、大きな湿原だ。“熊の泉”という名前につられて、木道を進む。 “熊の泉”の先は、アスピーデラインに出会う登山口だ。展望台で、昼食を食べ、湿原の池塘をゆっくりと眺める。そのあとは、もと来た道を戻り、八幡沼の端にある分岐へ歩く。
直進すれば、茶臼岳。右折すれば・・
“熊の泉”経由 黒谷地登山口。 11:46
“熊の泉”方面へ進む。 11:46
“熊の泉” 11:48 “熊の泉”から、元に戻り、黒谷地湿原の
展望台で昼食休憩。 11:53
池塘を持った、黒谷地(くろやち)湿原。 11:53
この黒谷地展望台から、湿原の草もみじを
眺めながら昼食休憩。 11:54
広々とした、黒谷地湿原の池塘群。 
(黒谷地展望台から) 12:00
黒谷地からの帰り出発。左方を見れば、この地方に
特徴ある地すべり地形が見える。 12:06
樹木の黄葉を見ながら、戻っていく。 12:08
木の上に標識! この辺りは、冬は5〜6m雪が積もり、スキー場となる。アオモリトドマツも樹氷に! 12:12 あの石段を登り返す。 
上から、自然保護員の人が下りて来る。 12:31
アオモリトドマツの樹林の中を歩いていく。
まさに逍遥登山。 12:37
源太森・分岐。 八幡沼へ直進。 12:40

八幡沼分岐を左折して、沼の残りを半周する。湿原・池塘を見ながらの木道歩きは、またもや気持ちの良い歩きだ。湿原を突き当たり、樹林帯を、山腹に沿って歩いていく。途中、展望台からは、岩手山・畚岳(もっこだけ)・ 駐車場を見渡す。朝の往路で出合ったトイレに戻り、登山口へ。『逍遥型山岳高原』の一部分歩きが終了。
八幡沼・分岐を左折。 
来た木道から離れ沼を周遊。 12:47
小さな沼の縁を歩いていく。 12:49
草もみじの湿原の中を、まっすぐに木道が伸びる。 
12:56
この横が、八幡沼。 12:59
ここで・・湿原は終わり、ササ原・樹林帯へと
入っていく。 13:00
樹林帯の木道を進んでいく。 13:06
駐車場が見えてきた。周遊路も最終。 13:07 畚岳(もっこだけ)と、駐車場を眺める 
(展望台と呼ばれる地点) 13:09
頂上へ行く時に見た、“トイレ”に戻ってきた。 
13:13
車道横の入口に到〜着 13:25

岩手山のぐるりは・・温泉の宝庫。秋田駒ケ岳から、八幡平への宿に、新玉川温泉に宿泊。有名な岩盤浴・酸性湯とは知らず・・。露天風呂に入ると、寝袋らしきものに包まった人々がごろごろ。岩盤浴されているそうだ。翌朝の散歩で、遊歩道を歩く。噴気孔地域・岩盤浴地域とあるが・・シューシューと噴気の横で、ごろりと岩盤浴の人も・・。まぁ、雰囲気を味わってください。
露天風呂。 この横に、岩盤浴で横になっている
人々がゴロリ。 (新玉川温泉) 17:37
新玉川温泉 6:36
すご〜い! 玉川温泉の噴煙。 6:58
遊歩道の近くでも・・・すごい噴煙!
その中でも、岩盤浴している人がいる! 6:55
噴気孔から、シューシューと、すごい! 7:01
噴煙が少なくなるのを見計らって・・走りぬける。 
7:01
岩盤浴小屋 7:05
岩盤浴小屋の上部で、岩盤浴している人もいる。
 7:06
『大噴』から、強酸性水が流れ出ている。
この道路でも、岩盤浴! 7:11

岩手と秋田にまたがる大火山高原。アスピーテ型火山で山頂は岩手県側にある。茶臼岳、畚岳、焼山、毛せん峠と四方に1300m級の山々が連なるため、山稜に変化は乏しい。が、日本唯一のアウピーテ火山の火口湖として有名な八幡沼があり、樹林や湿原、湖沼などの風景は美しい。また活火山として多くの温泉を抱えるため、白い湯煙を立ちのぼらせ噴湯、噴泥する様子を観察できる場所が多い。
2001年7月21日
岩手県と秋田県との県境近く
八幡平・・はちまんたいと、読みます。
ゆるい傾斜を持った、高原の湿地帯。別世界です。
八幡平の池塘を歩く
八幡平・湖
八幡平・湿原

●周辺おすすめ情報
十和田八幡平国立公園
八幡平は1986年「森林浴の森日本百選」に選ばれた「森林浴の郷」。
八幡平湯治村
アスピーテライン沿いに15の温泉がある、海抜1000mの温泉王国。豊富な湯量と多種な泉質が特徴。